介護の仕事で得られるもの

今後も高齢化社会が続くとみられる日本は、ホームヘルパーなど介護関係の現場ではさらに人手不足になるでしょう。介護関係は、これから確実に拡大する業界です。
ホームヘルパーになるには、2級の介護養成講座を受講終了後、自動的に資格が取れます。受講資格は、16歳以上であれば国籍・性別問わず、誰でも受けられます。養成講座は、講習に58時間・実技(ベッドやポータブルトイレを使用)に42時間・実習(介護施設)に30時間、合計130時間です。現在では、通信・夜間・土日・短期集中などさまざまあるので、自分のライフスタイルに合わせて受講できます。また、費用も公的機関と民間があり、公的の方が安価で介護施設によっては無料で取らせてくれる所もあります。仕事をする上での待遇は、正社員が少なくほとんど日給制です。訪問介護は、1件に対して身体介護が1800円から2500円、生活介護は1300円から1600円くらいとなっています。身体介護はトイレ・入浴・食事・薬などで、生活介護は掃除・洗濯・買い物などです。施設の人でも時給750円から1000円くらいで、夜勤は3000円から5000円くらいでしょう。
このように、介護の仕事は過酷な割に給料が安いといわれています。しかし、これからは絶対必要な仕事なので、給料・時間・福利厚生などさまざまな点が改善されて向上していくはずです。ホームヘルパーは家政婦ではなく、利用者に合わせて対応し支援します。そんな利用者の生活の質を高め、取り巻く家族の心の支えにもなるのです。多くの人々に安心と喜びを与え感謝されることは、お金以上のものが残ります。

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